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多摩ニュータウンにおけるシニアの情報行動とIT利用に関する共同研究

2007年度共同研究調査報告書

多摩ニュータウンにおけるシニアの情報行動とIT利用に関する研究
~シニアを動かす情報流と動的情報空間の可能性~

研究主体
多摩大学総合研究所
株式会社シニアコミュニケーション
株式会社ジーエフ

2008年6月発行

【研究の背景と目的】

  • 多摩ニュータウンは、多摩・八王子・稲城・町田の4市にまたがる地理的位置に開発された新興開発地域で、昭和30年代後半から2005年のニュータウン事業終了までの40年間という長期に渡って開発が行われてきました。
  • 大都市郊外に計画的に開発されたニュータウンの中でも先行モデル的な存在であり、国内最大級の規模で、団塊の世代も多く居住しています。(*多摩ニュータウンの概要は別紙参照)
  • 2007年から始まった団塊の世代の定年退職により、シニアが地域社会の主役となっていくなか、地域コミュニティの情報がシニアへどのように伝わっているのか実態を把握し、情報流の課題・問題点を抽出した上で解決の糸口を探ることは、これからのシニア型社会における情報のあり方を考えるうえで非常に重要なテーマです。
  • また、多摩ニュータウンでの研究は、日本全国のニュータウンでも応用が可能な部分もあると考え、今後この研究成果が広く利用されることを期待しています。

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「多摩ニュータウンにおけるシニアの情報行動とIT利用に関する共同研究」調査レポート

目次
序:ベッドタウン・シニアが主役になる時代
ベッドタウンは強みである
地域に戻ってくるシニアたち
情報の場としての多摩ニュータウン
第1章 アクティブシニアの生活戦略
1.コミュニケーションのデザイン要素:自己イメージ・スタイル・モード
自己イメージとスタイル
他人が見た自分が、自分らしさとは限らない
個人の多面性をとらえる「モード」という枠組み
モードという「こころのスイッチ」
生活戦略のためのコミュニケーションデザイン
2 アクティブシニアの情報モード
モードを調べた
モードの起動
二人称モード
三人称モード
義務・期待としてのモード
可能性としてのモード
二人称「モード」と三人称「モード」の違い
モードチェンジ
コミュニケーションスタイル創出における「モード」
3.コミュニケーションスタイルの類型と課題
定年前男性
定年後男性
第一子を地域で育てた主婦
第一子を地域で育てていない主婦
第2章 多摩ニュータウンのシニアにおける情報の流れ
1.情報の地域性によりコミュニケーションが変わる
2.ルートごとの受け取る情報ジャンルが異なる
男性50歳代の地域情報過疎
広域情報にもとづく不安
(1)行政ルート
(2)地域コミュニティメディア(地域情報誌)ルート
(3)自治会ルート
(4)近所の人ルート
(5)友人ルート
(6)家族ルート
3.情報流の背景にある多摩ニュータウンの地域的な特徴と状況の変化
地域的な特徴
状況の変化
4.多摩ニュータウンシニアが抱える情報流の課題
顕在ニーズ
潜在ニーズ
第3章 ソリューションとしての地域ポータル
1.解決のアプローチ
既存情報ルート活用型には限界がある
2.新情報ルートとしてのインターネット
多摩ニュータウンはインターネットシニア先進地
インターネットによる情報の受け取り
地域情報における需要・供給間のギャップ
3.多摩ニュータウンにおける情報提供のソリューション
ITメディアを活用したソリューション
住民発信型情報ルートへ
第4章 既存メディアを活用したソリューション
1.電話による地域情報伝達
電話の有効性
“発信型”自動音声応答システム「オートコール」とは
2.オートコールによる地域情報提供事例:くらしの情報局 巣鴨
3.多摩ニュータウンでの実験
4.多摩ニュータウンにおけるオートコールの活用法
5.電話の活用実験が地域情報にもたらす示唆
第5章 多摩ニュータウンにおける動的情報空間の予兆
1.調査結果の概要
(1)地域情報流には格差がある
(2)広域情報流は恵まれている
(3)行政ルートの情報流は少ない
(4)地域情報誌ルートがよく利用されている
(5)自治会ルートは円滑ではない
(6)互いの距離を意識する近所の人ルート
(7)男女で差がある友人ルート
(8)地域での行動を左右する家族ルート
(9)どのような情報への顕在ニーズがあるか
(10)どのような情報が潜在ニーズなのか
2.課題解決の方向性
(1)インターネットによる情報ルート追加が現実的
(2)電話の補完的利用が効果的
3.本調査の示唆:動的情報空間への予兆
(1)ボランティアの意味
(2)替えのきかない情報がやりとりされる地域情報空間
(3)動的地域情報空間という視点

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