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ターゲティングについて

国内の総人口が減少する中、人口構成比のうえで急増するシニア世代・高齢者市場の活性化が注力ターゲットとなるのは当然のことであり、この市場が内需活性化の一大要素といわれて久しくなります。
しかし、人口数的に見れば巨大市場であるはずのシニア世代・高齢者市場をターゲットとした商品が、必ずしも成功しているわけではありません。

我々は製造業をはじめ様々な業種の企業から「シニアマーケティング」に関する相談をお受けしておりますが、意外と多い相談内容は「そもそもシニア・高齢者市場とはどのようなものか?」という基本的な認識についてです。

すでに、シニア世代の消費における特性などを著した書籍や調査レポートは数多く公開されている(例えば内閣府「高齢者の日常生活に関する意識調査結果」平成21年版では60歳以上の食生活について気になる点として、栄養のバランスがとれていない19.1% 病気のため食事制限がある6.1%近くに食品を売る店がない5.9%等の情報が開示されている)にも拘らずシニア世代の基本的な特徴についての相談が多い理由は、この世代に対する明確な定義がないことではないでしょうか。

曖昧なままでの「シニア世代」「アクティブシニア」という言葉の多用や、団塊の世代だけで800万人以上、65歳以上の「高齢者」人口にいたっては総人口の23.3%をしめる対象を、まとめて一つの市場ターゲットとして認識しようしていることにあると思われます。

弊社の各種調査結果からみられる傾向としても、単に年齢や健康状態だけでなく、若年層との同居の有無や介護経験の有無などでも消費性向に違いがみられています。
シニア・高齢者市場にアプローチする前提条件として、人口数が多いからといって高度成長期の原動力であったマスマーケットのように誤解をしないことが必要です。

この誤解から、実は想定より細分化されている市場に対して競合他社と同じような機能の商品を高いコストをかけて開発・市場投入するということにつながり、その結果「シニア市場は難しい!」という認識が広まってしまったという面は否めません。

「シニア・高齢者世代」≠高度成長期の原動力であった「マス市場」と同質の市場
            =人生&消費経験が豊富で生活様式も多様化した市場

なのです。

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